EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。

用途

クッション・各種緩衝材・防護材・目地材・看板用ボード・玩具・床材(マット)浴室用マット・ノベルティー商品


  • 各種緩衝材
  • カセット・ビデオ輸送用緩衝材
  • 弱電製品の包装
  • 精密機器運送用緩衝材
  • ガラス板輸送用緩衝材
  • 家具・木材製品ケースの包装
  • 楽器梱包用緩衝材
  • 家具・大型備品製品ケース類の包装
  • トラック荷物運搬緩衝材等
  • 土木建築用目地(板状目地・各目地・面戸・太棒)護岸工事・上下水道・用水路・湾岸設備・飛行場・コンクリート道路の建設用目地材及びタイル目地
  • 下地材各種
  • クッションフロアー下地
  • フローリング合板床材裏打クッション材
  • 畳芯材
  • カーペット下地材
  • 壁面下地材
  • 不陸調整材
  • 断熱材各種
  • 床暖房断熱材
  • 冷凍ケース断熱材
  • エアコン断熱材
  • 看板用切文字
  • デコレーション用打ち抜き絵・文字
  • トランクマット
  • シートバック
  • ビート板
  • ジョイントマット各種
  • 体操用マット
  • 空手マット
  • プール用マット
  • お昼寝マット
  • おねしょマット
  • 健康マット
  • ヨガマット
  • 保育・乳幼児向け知育玩具(やわらかい積み木・安全なすのこ・トイレまわりや園舎まわりの備品各種・安全用具全般)
  • キッズルームやリハビリルームの床材・壁材・イス・ベンチ・ブロック等

規格

  • 30mmx1000mmx2000mm
  • スライス加工1.5mm〜30mmまで0.5mm単位
  • 硬度 10°〜75°(アスカーCタイプ)
  • 防音・断熱・抗菌・防カビ・防ダニ・導電・静電防止・蓄光・形状記憶・防炎加工

特長

熱的性質
−20〜60℃での連続使用が可能です。燃やすと熱分解が起こり、酢酸が発生するので注意が必要です。
また、寒くなっても硬くなりにくく、ゴムと変わらない性質をもっています。
耐候性
EVAは耐候性に優れ、長期間の屋外暴露試験でも表面劣化を起こしにくく、耐オゾン性も極めて良好です。
耐薬品性
EVAは弱酸、アルカリ、各種の無機、有機薬品には比較的安定した性質をもっていますが、トルエン等の芳香族系、クロロベンゼン、テトラクロロエチレン、強酸、ガソリン、鉱物油には浸されるため、使用の際には事前のテストが必要です。
軽量性
比重が約0.95と軽いので塩ビやゴムに比べて製品の軽量化が図れます。
環境性
熱可塑性樹脂であるためリサイクルが容易であるとともに、塩素を含んでいないためダイオキシンが発生しません。また、可塑剤を必要としないので、移行汚染の心配がありません。
その他
顔料を混ぜることで着色できるため、ゴムに比べ装飾性に優れます。
熱融着のような加工でジョイントすることも可能です。

EVAの新素材

高反発衝撃吸収体Gフォーム

フォーム内部の衝撃吸収セルと高反発セルによるスプリング効果で反発力のある衝撃吸収材が生まれました

特長

連続気泡のような底付きがないので、衝撃を最大限吸収できます。独立気泡のため吸水せず、水に濡れても比重は変わりません。多孔質クッション材のため、比重が軽く加工性に優れています。

用途

床・壁などの衝撃吸収材、スポーツプロテクター、防具等の緩衝材、医療用のマットレスやクッション材、自動車関連素材、遊具の衝撃吸収材、体育用マット、スポーツ競技場の壁面等

規格
サイズ
1000×2000
厚 さ
1.5mm~30mm、30mm以上は積層
白・グレー、特注色可能
ロット
原板50枚~
高反発衝撃吸収体Gフォーム

高付加価値素材

特長

どこを切っても模様(木目・石目)が現れる加工性に優れた素材です。
耐久性に優れ、水を吸わない独立気泡の素材は水回り部分は勿論、屋内外を問わず使用可能です。

用途

外壁・床・駐車場・砂場枠・コーナー部分等のあらゆる分野で利用可能です。
壁面保護・床材・水回り部分の防護材・その他

規格
原板規格
30mm×1000×2000
硬度
15°~75°
耐熱温度
60℃

抗菌・防カビ・防ダニ・消防庁認定防炎1級
静電防止等の処理ができます

やさしい風合いの木目調
やさしい風合いの木目調
高級御影石調の衝撃吸収素材
高級御影石調の衝撃吸収素材
特殊加工を施した最新衝撃吸収素材
特殊加工を施した最新衝撃吸収素材

抗ウイルス加工済素材

弊社のEVA素材に抗ウイルス加工剤であるウィルティカーを施すことにより、ウイルスをすばやく吸収し拡散を防ぐ事が可能となりました。
従来の抗菌加工だけではウイルスを吸着することはできませんでした。新たな開発によって、一層の安全対策をしていただける素材が誕生しました。